Ledger Liveをインストール、Ledger Nano Sに仮想通貨を保管

Ledger Nano Sで仮想通貨を保管

最初のチュートリアルページが2021年12月より新しくなりました。Ledger Nano Sのセットアップが完了したらパソコンのLedger Liveから保管したい仮想通貨のアプリをLedger Nano S本体にインストールして、取引所やその他のウォレットから仮想通貨をLedger Nano Sへ送金します。Ledger LiveはWindows 32ビットには対応していません

Ledger Liveをインストール

まずはパソコンを立ち上げてGoogle Chromeを開きます。ブラウザをChrome以外にしている人はChromeのインストールをしましょう。ChromeにてLedger Liveをインストールします。

Ledger Manager

Ledger Live 「Download Ledger Live app」をクリックするとOSの選択肢が出てきます。パソコンのOSを選択してダウンロードしてください。Ledger Liveは検索結果に偽サイトがでてくることもあります。フィッシング詐欺には気をつけましょう。(Ledger Liveのフィッシング詐欺についての詳細はこちらの記事をご確認ください。)スマホ用のLedger Liveもありますが、こちらはLedger Nano SとLedger Blueの場合は先にパソコンのLedger Liveの設定が必要になりますので、後ほどインストールしてください。スマホのLedger Liveの設定はこちらの記事をご確認ください。

Ledger Manager

アプリケーションファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。Ledger Liveのインストール先を選択してインストールします。Windowsの人はプログラムファイルへ。macの人は必ずアプリケーションフォルダにインストールして下さい。

ledger-manager-chrome

しばらくすると、Ledger Liveのインストールが完了し、ボタンが「Ledger Liveを実行」にチェックを入れ完了を押します。(Macの場合は、アプリケーションフォルダにアプリをドロップアンドドラッグする作業が必要になります。)

ledger-manager-chrome-app

Ledger Liveを開くとWelcome to Ledger Liveと出てきます。下のGet startedをクリックします。

Ledger Liveの利用規約に同意する

レジャーライブの利用規約

レジャーライブの利用規約が表示されます。Ledger Liveのバージョン、2.19.0から仮想通貨のレンディングや売買ができるようになっているため、外部サービスへの接続が可能となっていますが、外部サービスに関してのサポートは、それに準ずること、Ledger社のサポートではないこと。

Ledger Liveを使用するに当たり、十分な知識を持った上で操作すること、24単語の取り扱いや知識を自分で責任を持って身につけることなどが利用前の注意事項として書かれています。

24単語は誰にも見せない、教えない、パソコンなどで入力しないことなどなどが英語で書かれています。チェックマークを入れたら利用規約を読み、内容に同意したということになりますので、必ず目を通してからチェックマークを入れて「Enter Ledger app」をクリックしてください。

ledger-manager-chrome-app

デバイスの選択画面になります。Ledger Nano Sをクリックします。

To begin,connect yuor Ledger Wallet.

次の画面では「First time using your Nano?」初めてLedger Nano Sを使いますか?の欄に「Set up a new Nano」新しくNanoを設定する。と「Already have a recovery phrase?」すでにリカバリーフレーズを持っていますか?に「Connect your Nano」Nanoを接続するという選択肢、更にしたに復元の選択肢があります。

すでに初期設定が終わっている人、Ledger Nano Sを使ったことがある人は、「Connect your Nano」を選択します。

「Set up a new Nano」を選択すると初期設定の手順の説明と解説のあとにブロックチェーンとウォレットに関するチュートリアルが表示され、クイズが表示されます。資産はどこにありますか?「ブロックチェーン」、「Nano」といったクイズです。すべて英語表記になります。

基本的に本体の操作である初期設定やリストアはLedger Liveと関係なく本体単体で行える作業なので、「Set up a new Nano」を選びますが、上の「Set up a new Nano」の選択肢は表示される説明と注意事項が違うだけで操作としてはどれも同じ内容になります。選び間違えたからと言って困るものではありません。

Ledger Nano Sの純正品チェック

次がセキュリティーの確認事項です。Ledger Nano Sが正規品であり、本体が改ざんされたりしていないか?というチェックになります。本体の画面がコインのアイコンが並んでいる状態にして「Check my Nano」をクリックしてください。

ledger-manager-chrome-app

本体に接続してある状態でもスリープ状態になっていると先に進めないので、スリープ状態になっていたら両ボタンをおして解除、PINコードを入力して下さい。

Ledger Nano S本体の表示とボタン操作の変更

ファームウェア1.5.5までの操作と1.6.0以降のLedger Nano Sの操作の違い

ファームウェアを1.6.0にアップデートするとLedger Nano S本体の操作が変わります。1.6.0以降は「Allow Ledger Manager?」画面で両ボタン同時押しでLedger Liveのマネージャーページ、アプリのインストール、アンインストールの画面に進めます。右ボタンを押すと「Deny Ledger Manager」という画面に変わり、ここで両ボタン同時押しをするとキャンセル(拒否)となります。戻りたい場合は左ボタンを押します。Ledger Liveの設定後、ファームウェア1.6.0アップデートがまだの方はアップデートしてください。

本体に「Allow Ledger manager?」がでたら、左の×を押すと拒否、✔マークの右上のボタンを押すと許可となります。右上のボタンを押しましょう。

ledger-manager-chrome-app

Ledger Nano S本体のボタンを押して、しばらくして問題がなければ、「Your Nano S is genuine」あなたのデバイスは純正品です。と出てきます。 次に右下のContinueをクリックします。

ledger-manager-chrome-app

Managerページを開く

Ledger Liveのmanager

PINコードを入力した状態で左メニューのManagerをクリックするとLedger Nano S本体に「Allow Ledger manager?」と出てきます。

ファームウェアを1.6.0にアップデートするとLedger Nano S本体の操作が変わります。1.6.0以降は「Allow Ledger Manager?」画面で両ボタン同時押しでLedger Liveのマネージャーページ、アプリのインストール、アンインストールの画面に進めます。

右ボタンを押すと「Deny Ledger Manager」という画面に変わり、ここで両ボタン同時押しをするとキャンセル(拒否)となります。戻りたい場合は左ボタンを押します。最新のファームウェア1.6.1アップデートの手順と詳細

ファームウェアのアップデートを済ませる

次にファームウェアのアップデートを済ませてください。最新バージョンは2.0.0になります。初期設定後にファームウェアのアップデートをする場合は必ず本体のアプリをすべてアンインストールをしてからファームウェアのアップデートボタンを押してください。注意事項等は動画でも解説しています。

Managerから各種コインアプリをインストール

Ledger Liveでのアプリのインストール

ファームウェアのアップデートが終わったら、マネージャーページを開いて「App catalog」が開かれている状態でアプリのインストールをします。Ledger Nano Sの本体にすでにインストールされているアプリは「✓Installed」という緑のテキストが表示されます。インストールできるアプリは「↓Install」と書かれている青い文字のボタンはインストール可能なアプリです。

空き容量が足りないとインストールができないため容量の大きなアプリはグレーのボタンが表示されます。Ledger LiveがLedger Nano Sにアクセスします。このManger画面を開く際に「Allow Ledger manager?」のチェックは済んでいるので、本体の操作は必要ないです。本体がスリープ状態になっている場合はスリープを両ボタン同時押しして解除して、PINコードを入力して下さい。

Ledger Liveに表示できる通貨と表示できない通貨

Ledger Liveで管理できる暗号通貨

「Ledger Live」は常に進化しており、他のウォレットアプリとの連携も可能です。アプリのみは提供していてウォレットアプリは別のものもいくつかあります。Ledger社の対応通貨のページで詳細が確認できます。

別のウォレットアプリはサードパーティーアプリといい、Ledger Liveに残高は表示できません。ADAやLISKなどがサードパーティーアプリですが、今後はサードパーティーアプリもLedger Liveで使えるようになる予定です。

またウォレットアプリは同時に開いておくことはできません。MyEtherWalletやその他のウォレットアプリが起動していない状態で、使用したいアプリを起動してください。アプリを複数開いていると、エラーが表示されるようになりましたが、MyEtherWallet(マイイーサウォレット)などの操作をした後はページを閉じてからLedger Liveを立ち上げてください。

Ledger Liveが立ち上がらない、開かない場合

Ledger Liveを管理者として実行

他のウォレットアプリが開いていないか?パソコンの再起動を試してみて下さい。ウイルスソフトのアップデートやOSのアップデートが妨げになることがあります。またUSBドライブのエラー、USB接続口の故障がないか?トラブルシューティングを確認して下さい。 ウイルスソフトがLedger Liveの動きをブロックしていることもありますので、一時的にウイルスソフトの動きを止めてみてください。 それでもうまくいかない場合、一度Ledger Liveを閉じてから、Ledger Liveのショートカットを右クリックして管理者として実行をしてみてください。

取引所からハードウェアウォレットに入れるのが安全

取引所は銀行ではありません。銀行や証券会社の口座とは全く違う存在です。仮想通貨は実体のない資産です。取引所のセキュリティ、ご自身のメールアドレス、パスワード、2段階認証の管理と設定は重要です。送金間違い等のセルフゴックスもすべて自己責任です。仮想通貨とブロックチェーン、ウォレットの仕組みを理解して安全に保管、管理しましょう。

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