NEO(ネオ)はイーサリアムのスマートコントラクトと同じくICOに使われるプラットフォームとなる仮想通貨です。スマートエコノミーを掲げ、処理速度も速く、使用可能言語も多いことから注目されている中国発の仮想通貨です。イーサリアムが高騰し、大型ICOがあったりすると送金づまりがあったりするため、処理速度の速いNEOのシェア拡大が期待されています。
NEOはLedgerのプラットフォームを使わず、NEON Walletをパソコンにイントールして使います。※Ledger BlueもNEOに対応しました。
Ledger Nano Sのネオ(NEO)送受金はまずLedger Managerから本体へNEOのダウンロードが必要となります。NEOのアプリはLedger Nano Sには対応していますが、Ledger Blueは未対応です。NEOのウォレットアプリはNEOのアプリを本体にインストールし、NEON Walletと同期をして本体のロックの解除、アプリと本体のPINコードがあって初めて送受金が可能となります。
まずはLedger Liveを開き、Ledger Nano Sと接続します。 まずはManagerから本体にARKのアプリを本体にインストールします。
Ledger Liveのサイドメニューからマネージャーをクリックします。クリックすると本体との接続が始まります。
PINコードを入力した状態でしばらくすると「Allow Ledger manager?」と出てきます。
Ledger Nano Sの場合、「Allow Ledger manager?」の横にチェックマークがあるので、その上の右ボタンを押します。するとManagerのページが開きます。
ファームウェアのアップデート後で本体にSettingsしかない状態の人は必ずビットコインのアプリからインストールする必要があります。ビットコインのアプリは本体のベースとなるアプリとなるので、最初にインストールする必要があります。その後のインストールの順番に特に指定はありません。
Managerページから本体にインストールするアプリの「Install」ボタンを押しましょう。
この画面が表示されて本体にビットコインのアプリが表示されたら、インストール成功です。
まずはLedger LiveからNEOのアプリをインストールしましょう。アプリがたくさん入っていてもう入らないというエラーがでたら、いったん普段使わないアプリをゴミ箱ボタンを押してアンインストールすることもできます。アプリは送受金の際に本体に入っている必要がありますが、本体のアプリをアンインストールをしても中身の資産は消えませんので安心してください。
Managerを使い終わったら、NEOのアプリケーションを開く前に必ずLedger Liveは閉じてください。他のアプリが複数開いていると同期が上手くいきません。
本体にインストールできてNEOのアイコンが出て来たら、NEOのアイコンを真ん中にして、両ボタン同時押し(決定)をします。すると画面には「Wake Up, NEO...」と出てきます。
アプリがすぐに起動しない場合はブラウザのウィンドウの裏に隠れていないか?みてみましょう。それでも見当たらない場合はブラウザ右上のアプリページから再度立ち上げましょう。
Ledgerの本体にNEOアプリのインストールが終わったら、次はパソコンにNEONウォレットのインストールをしましょう。まずはNEONウォレットのサイトに行きます。(https://neonwallet.com/)
パソコンのOSに合ったNeon WalletのDownloadボタンをクリックします。ボタンを押すと以下の画像のページが開きます。Windows、Mac、Linaxとありますので、ご自身のパソコンに応じたものをダウンロードしてください。
NEON Walletは以前のバージョンからアップデートしてデザインも表示も新しくなっています。
ダウンロードが完了したら、パソコンにインストールを完了させてください。 セキュリティーの警告がでたら実行を押してください。ウイルスソフトが邪魔をしたりすることがあるので、セキュリティレベルを必要に応じて変更してください。Neon Walletのインストールを完了させて、Neon Walletを開くとこのような画面になります。
一番右にあるLEDGERのタブをクリックします。本体でNEOを選択した状態であれば自動的にLedger Nano Sと同期して緑のチェックマークがつきます。次にLoginをクリックすると、Neon Walletが開きます。
NeonとLedger Nano Sが接続されたら、あとは簡単です。取引所のウォレットアプリでQRコードを読み込む、またはアドレスをコピーして貼り付けして送金すればNEOを受け取ることができます。取引所からの送金はちょっと時間もかかるので、まずは少額試しで送ってみましょう。
Neon Walletが開くと最初は右メニューにあるWalletのページが開かれています。このときLedger Nano Sで保管されていたNEOやNEOのトークン(NEP-5トークン)がある場合はそれが表示されるはずです。こちらの画面は全くの新規のアカウントなのでToken Balances(トークンバランス)も表示されていません。NEOの残高があればそれもこのページに表示されます。一番上にパブリックキーが表示されています。これがNEOを受け取る時に使うアドレスです。
NEOのアドレスはLedger Nano Sの初期設定時にメモした24単語のリカバリーフレーズを元に生成されます。Ledger Nano S本体で生成されアドレスがパソコンの画面に表示されますので、ログイン時にアプリと同期して自動的に生成されています。まだこのウォレットにはNEOもトークンも送っていないため、Nothing to see here! と表示されています。
サイドメニューのReceiveタブをクリックするとアドレスのQRコードが出てきます。横にメッセージが出ており、なぜQRコードを使うか?が書かれています。ウォレットアドレスのコピーを間違えて送ったことはないですか?正しいアドレスに送る必要があるためQRコードを使って送りましょう。といったことが書かれています。ここではアドレスがQRコードで表示されていますが、QRコードの上のリクエストアセットをクリックすることでいくら送って欲しいか?といった詳細を設定することができます。
公開アドレスに対してコピーペーストで送る際は送金額の指定等はできませんが、QRコードの場合は指定が可能です。QRコードにの下には、NEOやNEOのトークン、GASが送金できます。他の仮想通貨を送ると消失しますと書かれています。取引所や他のウォレットから送る際はこのQRコードをスマホで写真に撮り、あとでパソコンのインカメラで読み込むのも便利です。コピーペーストでアドレスをコピーする場合はコピペミスに気をつけましょう。
送金の際はサイドメニューにあるSendをクリックします。送金できるNEOやGAS、トークンがあればそれが表示されます。送金の際もLedger Nano Sの本体にビットコインウォレットアプリからの接続があり、「Sign Tx now」と表示されます。両ボタンを押すとすぐに送金されます。右ボタンを押すと、トランザクションの内容(送金先アドレス、送金額)が確認できます。送金を辞めたい場合は「Deny Tx」を選び両ボタン同時押しします。
Neoのアプリを開いても自動的にアプリがLedger本体と接続されないことがあります。パソコンの再起動で使えるようになることもありますので、試してみてください。それでもダメな場合は他のウォレットアプリが開いていないか?ウイルスソフトのスキャンやアップデートがパソコンの裏で稼働していないか?USBの接続口にHDDなどパソコンとの接続に負荷がかかるようなものがつながっていないか?確認してください。
またLedger Nano S本体の選択しているアイコンが間違っていないか?「Wake Up Neo...」という表示がされているか?確認してください。
この方法を試しても動作しない場合は、Neon Walletをアンインストールして再インストールしてみてください。Neon Walletはバージョンが新しくリリースされていることもありますので、ウォレットを開いた時にアラートが出ていないか確認しましよう。それでもうまくいかない場合。本体のNEOアプリをLedger Nano Sにアンインストールして再インストールしてください。
Neoのトークンの送金にはNEOの送金手数料としてGASが必要です。NEO自体をウォレットに保管している場合はGASが発生しますが、NEOを保有しておらず、NEOのトークンのみを送金する場合GASの購入が必要です。またNEOのトークンはNEOのブロックチェーンで動いているため、トークンといえども、マイイーサウォレットでは保管できませんのでご注意ください。
OKWEBのコイン、WowBit(WWB) はNEOのトークンなので、Neon Walletで保管が可能です。Neon Walletからの送金にはGASが手数料として必要になります。NEOのウォレットも普通に作るとまた秘密キーが増えてしまいますので、すぐに連携できるLedger Nano Sでの保管をおすすめします。 GASがない人はWowBit(WWB)の送金に必要なGASはBinanceなどの取引所で購入して送金する必要があります。
最短5日で届く!Ledger社から直接ご購入ください。
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