TREZORで使用可能な仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ジーキャッシュ、ダッシュです。Myetherwalletと接続すると、イーサリアム、イーサリアムクラシックだけでなくERC20のイーサリアムトークンも保管が可能です。NEMもサポートとなり、NEMはNEMのナノウォレットと連携することで使えます。
TREZORのウォレットのプラットフォームはビットコインクローンと呼ばれるビットコインをベースとした仮想通貨がそのまま利用可能です。ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールド、ライトコイン、ジーキャッシュはTREZORの管理画面で操作が可能です。2018年6月26日にリリースされたTREZORのファームウェアのアップデートをすると、ドージコイン、ヴァートコインも表示されるようになります。
イーサリアム、イーサリアムクラシックやトークンはMyetherwalletとの接続で利用可能となります。MyetherwalletとTREZORを接続するとTREZORの中に入った秘密キー(リカバリーフレーズ)を利用して仮想通貨が保管できるため、Myetherwallet単体で使うよりも安全で設定もとっても簡単です。
NEMも同じくナノウォレット単体で使うよりもTREZORを使ったほうがより安全で使い勝手も簡単です。オーガー(Auger/REP)はイーサリアムベースの仮想通貨なのでMyetherwalletとTREZORを使った保管できます。イーサリアムトークン、ERC20もMyetherwalletとTREZORを使って保管ができます。
TREZORで保管できるコインはトークンを含めると680以上となっています。TREZORはERC20トークンと呼ばれるイーサリアムベースのトークンをMyEtherWalletとの連携で保管することが可能です。TREZORの対応コインリストに出てこないトークンでもERC20のトークンであれば保管可能です。ERC20のトークンであるかどうか?はhttps://etherscan.io/tokensで確認できます。
TREZORで保管できる仮想通貨はこれからも増えていきます。ハードウェアウォレットではLedgerとTREZORが人気ですが、どちらも共通して使える仮想通貨があることや、万が一の不具合時に、どちらかは使えるという保険のようなものにもなります。TREZORもLedgerも同じような機能ですが、ブロックチェーンとプラットフォームのエラーなどがどちらかに起きているときは、不具合が起きている方のハードウェアウォレットを片方に同期させて使えば、送金できないといったエラー時も回避できます。
ハードウェアウォレットはハードフォークへの対応や不具合の発生などの対応でインターフェイスが使えなくなることがあります。そのためLedger Nano Sを持っている人でもハードウェアウォレットのリスクヘッジにTREZORを一つ持っておいて損はありません。
取引所は銀行ではありません。銀行や証券会社の口座とは全く違う存在です。仮想通貨は実体のない資産です。取引所のセキュリティ、ご自身のメールアドレス、パスワード、2段階認証の管理と設定は重要です。送金間違い等のセルフゴックスもすべて自己責任です。仮想通貨とブロックチェーン、ウォレットの仕組みを理解して安全に保管、管理しましょう。
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