Ledger Nano S が故障したら?

Ledger Nano S が故障したら?

Ledger Nano Sが故障したりフリーズを繰り返す場合、画面に何も表示されないなどの場合、故障が考えられます。Ledger社はフランスなのでサポートは英語ですが、サポートに問い合わせて返品することが可能です。ハードウェアウォレットの明白な欠陥や不具合が証明された場合、1年間の保証期限内であれば返品と交換が可能です。Ledger Nano Sの生産は終了しているため返品交換は負荷となっています。

Ledger社の日本正規販売代理店であればそれなりの対応をしてくれると思いますが、Ledger社の商品はamazonの転売やメルカリでの転売で販売されているものの場合は故障等の相談や対応はできないでしょう。

Ledger Nano S が故障したかなと思ったら確認したいこと

  • USBは付属のものを使っているか?
  • 立ち上げているアプリはあっているか?
  • パソコン、アプリの再起動をしてもダメか?
  • 他のアプリが立ち上がっていないか?

まずは上記を確認しましょう。たいていのトラブルがこちらの4つに当ります。

Ledger Nano S がフリーズした場合

Ledger Nano Sがアプリケーションとうまくつながらなかったり、液晶画面が「Setting...」でフリーズする場合はアプリと本体の選択したアプリが同じものであるか?確認しましょう。パソコンのアプリがRippleのウォレットを開いているのに、Ledger Nano S の本体がBitcoinを選択していたら何も始まりません

また、ウォレットアプリをインストールできていなければ、本体も反応しません。接続が途中でおかしいな?と思ったら、USBの接続を解除して、パソコンを再起動させてから、もう一度アプリを立ち上げて、Ledger Nano S を接続してみましょう。

Ledger Nano S のアプリが起動しない

Googleのクロームアプリは複数のウォレットアプリを同時に開くことはできません。使用するウォレットアプリはその都度他のアプリを閉じてから利用する必要があります。また他のメーカーのウォレットアプリなどをインストールして起動しているままだと、アプリ自体起動できないことがあります。

Ledger Nano S の液晶が薄く見えない

Ledger Nano S の液晶が薄く見えない、液晶が点灯しないという声は大変多くいただきます。経年劣化によるもので点灯しなくなってしまうことは少なくありません。有機LEDは日本の湿気に弱く、経年劣化することがあります。大変恐縮ですが、その場合は買い替えていただく他ありません。

Ledger Nano Sは生産販売終了商品となっており、数年後に液晶がみえなくなってしまうという方も多く見られます。Ledgerの後継種、またはTREZORをご購入下さい。Ledger Nano S PlusまたはX、TREZORで復元が可能です。TREZORに関しては通貨によっては復元不可のものがありますのでご注意下さい。

こちらはご自身の責任の範囲となりますが、液晶の交換をしていただくという手段もありますのでご紹介します。この作業においての責任はおえませんのでご自身で判断して

Ledger Nano S にアプリを入れられない

本体へ同期の際に「Allow Ledger Manager」というサインが出たら本体のチェックマークの右上ボタンを押すのを忘れずに!それでもLedger Managerから、仮想通貨のアプリをインストールできない場合は、2つ理由が考えられます。ひとつは、すでに5つ以上の仮想通貨アプリが入っている。もう一つはアプリのエラーです。Ledger Nano Sはアプリの容量によってインストールできるアプリの数がことなります。その場合はいったんすべてのアプリをLedger Managerからアンインストールして、再度インストールします。(ETHとETCは1つのアプリのインストールで使うことができますが、2つとしてカウントされます。)

ちなみにアプリはアカウントの追加時、アドレスの確認時、送受信のとき以外にLedger本体にインストールされている必要はありません。アプリは残高そのものがはいっているものではないため、必要に応じてアンインストールして下さい。

Ledger Nano S のアップデート後に残高が表示されない

Ledger Nano S のアップデートをした後はハードウェアウォレットのデータはいったん削除されます。そのため24単語の秘密キーを使って復元(リカバリー)をします。もしそれでも残高が表示されない場合はパソコンのウォレットアプリをすべて終了し、ウォレットアプリをもう一度起動させます。それでも変更されない場合はChromeアプリをリセットします。Chromeアプリのリセットの手順は[設定]> [ツール]> [アプリケーションデータのリセット]をクリックします。

ウォレットアプリを削除しても残高は消えない

ビットコインでも、リップルでもイーサリアムでもクロームアプリのウォレットを削除しても中身の残高が消えることはありません。Ledgerの中に入っている秘密キーと公開キーのセットがあるため、ウォレットアプリを使って同期すると再度ブロックチェーンにアクセスができ、情報が更新されるためです。ビットコイン他、仮想通貨はLedger本体に入っているわけではないです。入っているのは自分のビットコイン他資産にアクセスするための秘密キーが入っています。

Ledger Nano S のビットコインが送金できない

ビットコインが送信できない場合の多くは接続しているLedger Nano Sが選択しているアカウントのものではない場合が考えられます。24単語を設定しているデバイスが2台、3台と複数ある場合は他のデバイスを接続して試してみて下さい。

取引所からハードウェアウォレットに入れるのが安全

取引所は銀行ではありません!!銀行や証券会社の口座とは全く違う存在です。仮想通貨は実体のない資産です。取引所のセキュリティ、ご自身のメールアドレス、パスワード、2段階認証の管理と設定は重要です。送金間違い等のセルフゴックスもすべて自己責任です。仮想通貨とブロックチェーン、ウォレットの仕組みを理解して安全に保管、管理しましょう。

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